城崎温泉を訪れた文人

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城崎温泉を訪れた文人

城崎は多くの文人達に愛されてきた温泉地です。『城の崎にて』の作者である志賀直哉は城崎温泉の風情を愛し、十数回訪れているほか、与謝野寛、与謝野晶子、吉井勇らの城崎で詠んだ歌も数多くあります。

 城崎温泉には、文人達の文学碑が多くあります。駅前の島崎藤村の文学碑からスタートして町内23ヶ所の文学碑めぐりをするのも旅の楽しみになります。

 城崎町文芸館では、城崎ゆかりの文人墨客の作品が展示されています。興味のある方は、ぜひ立ち寄ってみてください。

○城崎温泉ゆかりの文人達(一部抜粋)

文人名
説明
文学碑の場所

志賀直哉
 (1883〜1971)

「城の崎にて」を執筆し、生涯に十数回訪れています。 宮城県石巻市生まれ。白樺派を代表する小説家のひとり。代表作は『暗夜行路』、『和解』、『小僧の神様』、『城の崎にて』。

文芸館前
松尾芭蕉
 (1644〜1694)
現在の三重県伊賀市出身の江戸時代前期の俳諧師。幼名は金作。通称は藤七郎、忠右衛門、甚七郎。名は宗房。俳号としては初め実名宗房を、次いで桃青、芭蕉(はせを)と改めた。蕉風と呼ばれる芸術性の高い句風を確立し、俳聖と呼ばれる。 月見橋
与謝野晶子
 (1878〜1942)
明治時代から昭和時代にかけて活躍した大阪・堺市堺区出身の歌人、作家、思想家。旧姓は鳳(ほう)。戸籍名は「志よう」。ペンネームの「晶子」の「晶」はこの「しよう」から取った。夫は与謝野鉄幹(与謝野寛)。 一の湯横

司馬遼太郎
 (1923〜1996)

大阪市生まれ。ペンネームは、歴史家の司馬遷に遼(はるか)に及ばず、の意味。産経新聞社在職中、『梟の城』で直木賞を受賞。以後、俗に「司馬史観」と呼ばれる独自の歴史観に基づいて数多くの作品を執筆、歴史小説に新風を送る。『国盗り物語』『竜馬がゆく』『坂の上の雲』など、戦国・幕末・明治を扱った作品が多い。また、『街道をゆく』をはじめ、エッセイなどで活発な文明批評を行った。日本の大衆文学の巨匠とされる。 つたや前
島崎藤村
 (1872〜1943)
現在の岐阜県中津川市生れ。『文學界』に参加し、浪漫派詩人として『若菜集』などを刊行。さらに小説に転じ、『破戒』『春』などで代表的な自然主義作家となった。ほかの作品に、日本自然主義文学の到達点とされる『家』、姪との近親姦を告白した『新生』、父をモデルとした歴史小説『夜明け前』など。

城崎温泉駅前

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