城崎温泉の散策

　城崎温泉の町並みはとっても風情がある。温泉街風情としては、日本でも有数の温泉地である。約100件ある温泉宿は風呂を大きく作らず、7件ある外湯を楽しむように作られている。外湯巡りをしながら城崎温泉の風情ある町並みを闊歩しよう！　

　城崎温泉の外湯は好みの浴衣を着て楽しみたい。柳並木が続く温泉街をカランコロンと浴衣でそぞろ歩く姿は風情があり、とっても味わい深いものがある。男性客はほとんどが温泉宿の浴衣であるが、女性客、とりわけ若い女性客はかわいい浴衣を着て町をそぞろ歩いている。このような浴衣は無料～500円程度の格安料金でレンタルしている温泉宿も多く、ぜひとも利用したいアイテムです。

　城崎温泉駅周辺に宿泊される方もぜひ、城崎ロープウエイのある薬師公園まで足を運びたい。城崎温泉の中心部の一の湯ををさらに西側へ進むと山の中腹にロープウエイが見えてくる。

　薬師公園には、「湯のみ場」「足湯」「城崎温泉の源泉」「城崎ジェラートカフェChaya」などがある。特に「城崎ジェラートカフェChaya」は最近、城崎温泉の名物になっている。

　城崎温泉の春の楽しみは桜です。木屋町通りから桜小路にかけて見事な桜並木がある。春に訪れたことがないので早く自分の目で確かめたい。　

　日帰りで城崎温泉を訪れた方には、「足湯」がお勧め。「さとの湯」「一の湯」「柳湯」の前には、誰でも自由に楽しめる足湯がある。服を着たままでも気軽に城崎の湯を楽しめます。

城崎文芸館城崎町文芸館では、麦わら細工の展示、麦わら細工の体験、手・足湯などがあります。麦わら細工の体験コーナーは特にオススメ！材料費300円～でコマ、竹とんぼ、絵はがきなどが作れます。城崎文芸館との共通チケットを買うとそれぞれ買うより２００円もお得。手・足湯でほっと一息するのもOK
城崎ロープウエイ薬師ポケットパークの麓から大師山大師山山頂まで７分間の空中散歩。温泉寺のある中間駅を経由して山頂に着くと円山川の緩やかな流れとその先に広がる日本海の見事な景観、そして城之崎温泉街が一望できる。山頂は子供が遊べる公園、食事ができる茶屋もあり行ってみたい ●往復料金：大人880円、小人440円 ●営業時間：9:10～17:10
城崎温泉元湯（薬師公園ポケットパーク）薬師公園ポケットパークに城崎温泉の元湯（源泉）があります。源泉はとても熱い（80度）ので触ると焼けどします。城崎温泉28号自然湧出量：150L/毎分揚湯量：400L/分湧出温度：81.0℃ 掘さく深度：500メートル
城崎美術館城崎美術館（きのさきびじゅつかん）は、温泉寺の境内の中にある。温泉寺に伝わる鎌倉時代を中心とする仏教関係の文化財、および円山川流域の遺跡から出土した、縄文時代・弥生時代・古墳時代の埋蔵文化財などを常設展示している。温泉寺を訪れた際に、ちょっと覗いてみるのもいいでしょう。
極楽寺極楽寺は、城崎の奥、城崎ロープウェイの手前にあります。枯山水の石庭や山門、水墨画の襖絵などは見ごたえがあります。極楽寺は、予約をすれば住職の説教と座禅ができる。極楽寺では座禅の組み方から教えてくれるので気軽に体験できる。非日常的な空間で新しい自分を発見できるかも。そして、座禅が終わるとお抹茶と和菓子が頂けます。
温泉寺　温泉寺（おんせんじ）は兵庫県豊岡市の大師山にある仏教寺院。山号は末代山、高野山真言宗の別格本山、本尊は十一面観音菩薩。眼下にある城崎温泉郷の守護寺。城崎温泉ロープウェイ「城崎温泉」駅から3分、「温泉寺」駅下車、本堂まで徒歩すぐ
城崎麦わら細工伝承館城崎麦わら細工伝承館では、現在の職人さんの作品（約４０点）、明治・大正･昭和初期などの昔の作品（約２００点）をじっくり見ることができます。白壁の土蔵をそのまま生かした建物は、それ自体もレトロで美しい城崎の生き証人です。
遊技場（射的・スマートボール・パチンコ）城崎温泉は、昔懐かしいレトロな遊びができます。射的（10発200円）、スマートボール（50個200円）、そして手打ちのパチンコもあります。昭和の時代に育ったお父さん、お母さんは懐かしいですね。若い方や、お子様にもとても人気で、数件ある遊技場は、夜になると観光客でいっぱいです。宿でゆっくり夕食を食べた後、外湯めぐりの帰りにでもぜひ、立ち寄ってみてください