城下町 出石(いずし) |
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城下町 出石(いずし)出石は、兵庫県豊岡市にある人口2000人の小さな城下町です。出石城の城下町として整備された町割が碁盤の目状であることから、但馬の小京都と呼ばれています。豊岡市出石伝統的建造物群保存地区の名称で国選定の重要伝統的建造物群保存地区です。 出石は、「古事記」「日本書紀」にも登場する歴史の古い町です 但馬開発の祖神ともいわれる新羅の王子天日槍(あめのひぼこ)が、垂仁天皇3年に渡来してこの地を拓いたと伝えられ、町名も、天日槍の宝物である『出石小刀』から名付けられたとされています。 ◆出石の町並み散策出石は、人口2000人の小さな城下町。出石の散策スポットは、辰鼓楼、出石城跡、出石そば、神社・お寺めぐり、土産物屋めぐりなど。小さな町なので半日程度で出石のを満喫できるでしょう。
◆辰鼓楼(しんころう)辰鼓楼は、江戸時代、毎朝辰の刻(8時)を告げる太鼓を打ち鳴らし藩士登城知らせたことから名付けられたそうです。辰鼓楼は、見張りやぐらのあった場所に建っています。明治以降は大時計が付けられ、現在も3代目の時計が時を刻み、太鼓を打ち鳴らしています。石垣の上に流れるような弧を描き立つ辰鼓楼は、今やすっかり出石町のシンボルになり、記念写真のスポットと人気があります。
◆出石そば出石と言えば、三百年の伝統を持つ出石そばですね。出石そばの歴史は古く、宝永三年(1706年)に信州上田から国替えになった仙石氏により伝来したといわれています。 出石そばの特徴は、「5皿で1人前」のスタイルの他、「挽きたて」「打ちたて」「湯がきたて」の「三たて」製法です。 出石の蕎麦屋さんは、この「三たて」製法を守っているとのことで、その素朴なコシと風味は格別です。 2006年は、そのお国替えからちょうど300年の節目の年にあたるため、町をあげて出石そば伝来300年祭を開催したとのことです。
●出石そば体験のできるお店出石では、そば打ちを体験をしているところが何件かあります。そば打ち職人が丁寧に指導してくれるので、出石そばファンのみならず、ぜひ体験したいものですね。 自分で打った蕎麦の味は最高!そば打ち職人さんが丁寧に教えてくれるので、初めての方でも大丈夫です。蕎麦好きの方には、ぜったいおすすめします。 ◎体験時間:10:00〜17:00(所要時間 約1時間程度) ●出石焼絵付け体験や、ちりめん染色体験もやっています。 ◆出石城跡出石城は慶長九年(1604)に小出吉秀によって山頂の城を廃して築かれたもので一国一城制による但馬唯一の城です。宝永三年(1706)以降は仙山氏の居城として栄えました。 明治時代になり、廃城令で出石城も取り壊されましたが、辰鼓櫓、堀、石垣などが現存、また隅櫓、登城門・登城橋などが復元され、堀の周囲一帯は登城橋河川公園として整備されて、観光地となっています。
◆出石のアクセス●大阪・神戸・京都から約3時間。 ◆出石関連リンク●NPO法人但馬國出石観光協会:出石の観光情報を見るならまずここで。 |
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