城崎温泉の概要

城崎温泉の観光ナビ

城崎温泉の概要

城崎温泉(きのさきおんせん)は兵庫県豊岡市城崎町(旧国但馬国)にある温泉。 平安時代から知られている温泉で1300年の歴史をもっています。江戸時代には『海内第一泉(かいだいだいいちせん)』と呼ばれていて、今もその碑が残っています。城崎温泉は、基本的に外湯めぐりが主体の温泉。

外湯は、「鴻の湯」・「まんだら湯」・「御所の湯」・「一の湯」・「地蔵湯」・「柳湯」・「さとの湯」の7箇所。一の湯は江戸時代『新湯(あらゆ)』と呼ばれていたが、医師香川修徳が泉質を絶賛し、『海内一』(=日本一)の意味を込めて一の湯に改名した。城崎温泉駅前から7つの外湯につながる川沿いが温泉街を形成し、川べりの柳が風情あるものである。知名度と京阪神からのアクセスの良さにもかかわらず、歓楽色の少ない静かな情緒が特徴である。夏は海水浴、冬はカニ料理に人気がある。城崎温泉駅にもさとの湯(駅舎にある温泉)や足湯、飲泉場がある。足湯や飲泉場が温泉街各所にある。

玄武岩の語源となった玄武洞(国指定天然記念物)という洞窟が、円山川を挟んだ対岸にある、車で行く事ができる。(以前あった渡し舟は廃止)城崎マリンワールドは、日和山にある屋外型の水族館で「感じる水族館」と自称している。ホテル金波楼を含む日和山観光株式会社は、かに道楽(JRI株式会社かに道楽)のグループ会社である。大阪などのかに道楽へは、ここからかにが運ばれているとされる。

かにが水揚げされる漁港である津居山(ついやま)港も豊岡市にある。城崎では浴衣を着て下駄を履くのが正装と言われている。温泉街には「ゆかたご意見番」という掲示をした店が多く、浴衣が着崩れたりした時に対応する。浴衣の模様で旅館が分かるとその旅館の下駄を差し出す下足番もいる。色鮮やかな浴衣を貸し出す旅館も多い。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

城崎温泉の源泉(薬師公園ポケットパーク)

城崎温泉データー

宿泊施設: 約100ケ所
日帰り入浴施設: 7ヶ所(外湯)
御所湯/一の湯/さとの湯/鴻の湯/地蔵湯/柳湯/まんだら湯
城之崎温泉外湯詳細

城崎温泉の泉質

源泉数: 5ヶ所
泉質・泉温: ナトリウム、カルシウム、塩化物質(73〜80℃)
湯の色・味: 無色透明、ほのかな塩味、無臭
PH値: 7.3(弱アルカリ性)
浴用効能:神経痛、筋肉痛、痔病、打ち身、胃腸病など
飲用:可能(効能:慢性消化器病、慢性便秘など)
泉質とは?(温泉用語)

城崎温泉の歴史

舒明天皇(在位629年〜641年)の時代に、コウノトリが傷を癒した伝説がある。 養老元年717年から養老四年720年、道智上人が千日の修行を行った末に湧出したことが城崎温泉のはじまり。(現在のまんだら湯)道智上人は温泉寺開山でもある。 江戸時代の温泉番付によると西の関脇(最高位は大関)にランクされる。
明治以後も文人墨客に愛され、『城の崎にて』を書いた志賀直哉をはじめとする多数の文豪が来訪。 昭和38年に温泉街と大師山山頂を結ぶ城崎ロープウェイが開通

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

掲載情報をご利用いただく場合、ご自身の責任においてご利用いただきますよう願いいたします。
当サイトでは、記載内容の誤りなど一切の責任を負いかねますので、ご容赦ください。

Copyright(C) 城崎温泉の観光ナビ All Rights Reserved