療養泉(りょうようせん) 温泉用語

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療養泉(りょうようせん)

城崎温泉ナビ療養泉(りょうようせん)とは、治療の目的で利用できる鉱泉を特に療養泉と定義し、特定された八つの物質について更に規定してされています(鉱泉分析法指針)。

療養泉である場合は、温泉の成分によて医師が決定した適応症・禁忌症が書かれています。

利用される方は、この表記を必ず確認しておきましょう。

療養泉の規定

泉源の温度が摂氏25度以上であるか、温泉1kg中に以下のいずれかの成分が規定以上含まれているかすると、鉱泉分析法指針における療養泉を名乗ることができます。

1.溶存物総量(ガス性のものを除く) - 1000mg
2.遊離二酸化炭素 - 1000mg
3. Cu2+ - 1mg
4.総鉄イオン(Fe2++Fe3+) - 20mg
5. Al3+ - 100mg
6. H+ - 1mg
7.総硫黄([HS-,S2O3--,H2Sに対応するもの)- 2mg
8. Rd - 111Bq

さらに療養泉は溶存物質の成分と量により以下のように分類されます。

塩類泉 - 溶存物質量(ガス性物質を除く)1g/kg以上
単純温泉 - 溶存物質量(ガス性物質を除く)1g/kg未満かつ湯温が摂氏25度以上
特殊成分を含む療養泉 - 特殊成分を一定の値以上に含むもの

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